Momoko Tanaka / Food・Movement・Development Vol.003 — October 2026
Momoko Magazine
もも先生の食マガ
食べる・動く・育つを、家族の日常から。

お母さんの肩の力が抜けると、
家族はもっと元気になれる。

Tanaka Momoko / Food・Movement・Development
子どもたちへ食と身体について伝える講座の様子
October Feature

私が本気で支えたいのは、
頑張る子どもたちでした──。

実はこの半年ほど、これから自分は誰のために、何を一番伝えていきたいのか、ずっと考えていました。大人の健康相談や個人サポートをすることもできます。実際に、食事や身体について相談していただく機会も増えました。

一人ひとりのお話を聞き、その方の生活に合う方法を一緒に考える。それも、私にできる大切なサポートの一つです。でも、いろいろな方と話しながら自分の気持ちを見つめ直していくと、私はいつも、子どもたちの話をしていました。

身体がなかなか大きくならない。
頑張って練習しているのに結果が出ない。
体力が続かず、後半になるとバテてしまう。

そんな話を聞くたびに、私が本気で力になりたいのは、スポーツを頑張る子どもと、その子を一番近くで支えるお母さんなのだと、あらためて気づきました。

以前は、本当に必要としてもらえるのかと、少しためらいがあったのです。それでも相談を受けると、気づけば子どもの食事や身体の話をしている。子どもの変化を聞くと、自分のことのようにうれしくなる。

悩んだ末に、ようやく「私はこれがやりたいんだ」と確信しました。これからは、スポーツを頑張る子どもたちと、その成長を応援するお母さんのために、私がこれまで積み重ねてきたことを、きちんと届けていきます。

頑張っているのに、身体がついてこない子へ。

同じスポーツをしていても、必要なサポートは一人ひとり違います。

ラグビー、柔道、野球、水泳など、身体を大きくしたい競技もあれば、新体操やバレエなど、体重管理が求められることのある競技もあります。年齢も、練習時間も、帰宅する時間も、食べられる量も違います。

だから、「これを食べれば大丈夫」という一つの正解を、全員に当てはめることはできません。大切なのは、その子がどのような生活を送り、どこで困っているのかを知ることです。

普段の食事だけでなく、練習前後の補食、試合当日の過ごし方、入浴や睡眠なども含めて、その子に合う方法を一緒に考えていきます。

子どもたちと一緒に身体を動かす指導の様子
子どもたちと一緒に身体を動かす、日々の指導の様子。

たくさんの知識を覚えることよりも、子ども自身が少しずつ選べるようになること。遠征や試合で親元を離れたときにも、「今の自分には何が必要か」を考えられること。

そのための土台となる「食べる力」を育てていきたいと思っています。

できなかったことより、今日できたことにマルを。

子どものためを思うほど、お母さんは「今日もちゃんと作れなかった」「私のやり方が悪いのかもしれない」と、自分にバツをつけてしまいます。でも、一度の食事だけで子どもの身体が決まるわけではありません。

朝に食べられなければ、昼や夜で補えばいい。今日できなかったなら、明日また考えればいいんです。

毎回完璧にすることより、「今日はこれができた」「これなら続けられそう」というマルを、一つずつ増やしていければ、それで十分だと思っています。

スポーツをする子どもの「食べる力」を、親子で学ぶ。

スポーツを頑張る子どもと、その食事を支えるお母さんに向けた講座を行っています。難しい栄養計算や、特別な献立を学ぶ講座ではありません。

食べたものを受け止められる身体をどう育てるのか。練習や試合に合わせて、いつ、何を食べるのか──。各家庭やお子さんの状況を伺いながら、今日から実践できる形で一緒に考えます。

  • スポーツをする子どもの食事の土台
  • 食べたものを受け止められる身体のつくり方
  • 練習や試合に合わせた食事と補食
  • 遠征先でも子ども自身が選ぶためのヒント
所要時間
90〜120分
受講料
8,800円(税込・テキスト込み)
スポーツめし講座について詳しく見る

お子さんの食事や身体について気になることがある方は、公式LINEからお気軽にご相談ください。

学校、スポーツチーム、教室、指導者の方に向けた講演・研修も行っています。

学校・スポーツ団体向け講演について
田中桃子さんが一人で過ごした日の晩ごはん

誰もいない日の、私の晩ごはん。

この日は、主人が会社の歓迎会で、娘も友人と出かけていました。一人で過ごす夜は、月に1、2回ほど。そんな日は、私も好きなものを買ってきて、ゆっくり過ごします。

食のことを伝えている私も、一人の日の晩ごはんはこんな感じです(笑)。

毎日、毎食を完璧にしなくても大丈夫です。「今日はこれでよし。明日はちゃんと食べよう」でいいと思っています。

食事は一回だけで終わるものではありません。頑張らない日があるからこそ、続けられることもあります。できなかったことより、今日できたことにマルを。私も皆さんと一緒に、頑張りすぎず続けていきたいと思います。

また来月、お会いしましょう。

田中桃子さん
田中 桃子|家族の食とからだの相談役

プルアップダンススタジオ・プルアップスポーツめし 代表 / 食トレセミナー講師 / 調理師
宮城県出身、香川県丸亀市在住。調理師としての経験と、スイミング・フィットネス・ダンス指導の現場を経て、食育・食トレを伝え続けて30年。指導実績数は延べ10,000人を超える。学校、スポーツ団体、自治体、企業などでの講演に加え、香川県で6か所のダンススクールを運営。

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