Momoko Tanaka / Food・Movement・DevelopmentVol.001 / August 2026
Momoko Magazine
もも先生の食マガ

お母さんの肩の力が抜けると、
家族はもっと元気になれる。

Tanaka Momoko / Food・Movement・Development
講演で思いを伝える田中桃子さん
創刊号 / Message

お母さんが楽になると、
家族はもっと元気になれる。

食育のプレッシャーや、栄養などという堅苦しさは一回忘れても大丈夫です。毎日の食卓で迷うお母さん方の負担を少しでも軽くするために、このマガジンを始めます。

知識を増やす前に、「これならできそう」と思えることを。一人で抱えず、気軽に相談できる場所をつくりたい。

テレビやSNSを開けば、「これを食べるといい」「この組み合わせが正解」「これは避けたほうがいい」という情報が次々に流れてきます。

家族の健康を思うほど、お母さんはその情報をきちんと受け止めようとします。けれど、仕事や家事、子育てに追われる毎日の中で、すべてを実践することはできません。できなかった食事を振り返って、「今日もちゃんとできなかった」と自分にバツをつけてしまうこともあります。

私は、そのバツを少しずつ減らしたいと思っています。

一食だけで判断しなくていい。1日、あるいは2〜3日の流れで考えればいい。品数が少ない日も、簡単なもので済ませる日もあっていい。家族の食卓は、思っているよりちゃんとできています。

このマガジンは、お母さんに新しい宿題を渡すものではありません。迷ったときに立ち戻れる考え方と、今日からできる小さな工夫をお届けする場所です。

私は30年にわたり、ダンスや運動を通じて子どもたちの身体と向き合ってきました。その中で強く感じるようになったのは、食べること、動くこと、育つことは、別々の話ではないということです。

どれだけ良いものを食べても、それを受け止める身体の土台が整っていなければ、毎日の元気にはつながりにくい。よく噛む、身体を動かす、湯船につかる、眠る。特別ではない日々の積み重ねが大切です。

私は、この土台を「食べる力」と呼びたいと思っています。食べたものを受け止め、毎日の元気につなげていく力です。

運動指導の現場で笑顔を見せる田中桃子さん
30年にわたり、子どもたちの運動・ダンスを指導。
01
食べる

毎日の献立を一食で評価せず、家族が無理なく続けられる食卓の見方。

02
動く

遊びや部活など、日常で身体を動かす子どもを支える食事と身体のヒント。

03
育つ

年齢や発達、生活の違いに合わせ、子どもの成長を身体全体から見る視点。

田中桃子さん

まずは、安心して相談できる相手になりたい。

食事のこと、子どもの身体のこと。「こんなことを聞いてもいいのかな」と思うような小さな迷いこそ、一人で抱えずに話してほしいと思っています。

私のスタンスは、各家庭の現状を知り、最も合う考え方や取り組み方を一緒に探していきます。このマガジンを通じて、「困ったら桃子さんに聞いてみよう」と思い出してもらえる関係を育てていきたいと考えています。

そうめんだけの日があっても、大丈夫。

8月は、暑い日に家庭で登場することの多いそうめんを取り上げます。今後も毎月、その時期によく食べる旬の食べ物を一つ選び、頑張りすぎない取り入れ方をご紹介します。

そうめんと薬味だけのお昼でも、自分にバツをつけなくて大丈夫。次の食事で補うなど、一食ではなく一日の流れで考えてみましょう。余裕がある日は、家にあるものを一つ加えるだけでも十分です。

卵をのせるツナとごまを加えるわかめ・のり・大葉を添える
7月25日に行われた長女の結婚式での田中桃子さん

7月25日、長女の結婚式。

Momoko's Voice

娘が新しい一歩を踏み出す姿を目の前にして、うれしさと少しの寂しさが入り混じるような気持ちでした。子育てをしている間は、毎日を過ごすことに精いっぱいで、これでよかったのかなと思うこともたくさんありました。でも、この日の娘の姿を見て、完璧ではなくても、一緒に過ごしてきた時間はちゃんと積み重なっていたんだと感じました。

Invitation

一緒に、家族の「食べる力」を育てていきませんか。

これから毎月、食・運動・発達を身近に考えるヒントをお届けします。食卓や子どもの身体について聞いてみたいことがあれば、ぜひ公式LINEから教えてください。

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田中桃子
田中 桃子
プルアップダンススタジオ・プルアップスポーツめし 代表 / 食トレセミナー講師 / 調理師

宮城県出身、香川県丸亀市在住。調理師としての経験と、スイミング・フィットネス・ダンス指導の現場を経て、食育・食トレを伝え続けて30年。指導実績数は延べ10,000人を超える。学校、スポーツ団体、自治体、企業などでの講演に加え、香川県で6か所のダンススクールを運営。「完璧なサポート」を目指して息切れしているお母さんの肩の力を抜き、子どもたちの“食べる力”を育てることを大切にしている。